★ 2017年 10月8日（日）日帰りスタディツアー「ビルマ灯明祭り」★
一般財団法人心豊かな社会をつくるための子供教育財団は、多文化共生理解の一環として、10月8日に特定非営利活動法人 名古屋難民支援室との共催によるスタディツアーを開催しました。定員20名のところ25名の参加者があり、バスを貸し切り、名古屋市中川区にビルマ人によって建立されたミッタディパゴダの灯明祭りに向います。
バスの中では、財団代表理事挨拶、NPO法人代表挨拶に続き、参加者の自己紹介、財団代表理事によるミャンマーのレクチャーを聞き、到着後はパゴダの前に集まり、ミャンマー人のジンさんから、ミャンマーという国について、灯明祭りについて、ミャンマーの宗教のあり方などを教えていただき、お祈りの言葉も教えていただきました。
質問コーナーでは、大人も子供も積極的な質問を発し、それらに丁寧にご回答いただき、大いに盛り上がりました。
自由行動では、ビルマ人と一緒に日本語の紙芝居「走れメロス」を鑑賞し、パゴダの中に入ってお祈りをしたり、ろうそくを灯したり、ビルマ料理を食べたりしながら、各自が異文化を感じることとなりました。ビルマの方と直接お話をしたり、一緒に写真を撮ったりもしました。
帰りのバスの中では、NPO法人代表より、難民について、日本にいるミャンマー人について、彼らのおかれている状況についてのレクチャーを聞き、今日の振り返りとしてのアンケートを行いました。
アンケートからは、「ビルマの人達はとてもフレンドリーだった」、「自分たちと同じだと思った」「カレーの味が違った」「ビルマの人のように生き物や神様を大切に思ったことがあまりない」「日本における難民の現状を知り、びっくりした」といった、自らの感性による異文化理解が進んだことがうかがわれました。
