財団の理念
「心豊かな社会をつくるための子ども教育財団」は、豊田自動織機の社長、会長を歴任した故豊田芳年の次世代への思いを元に設立されました。
氏は世界各国を歴訪しながら、困難な環境にありながら前向きに生きる子どもたちに深く関心を寄せておりました。
その国の未来を切り開くのは子どもたちであり、彼らに必要なものは教育と、相手の気持ちを思いやる心の豊かさである、と日頃から語り、そうした心を失いがちな子どもたちの将来とその社会を案じておりました。
また、自身の戦争体験などもふまえ、そのようなことが二度と起きぬよう、とも強く願っておりました。
昨今、宗教対立や、格差の拡大によって、明るい未来を夢見ることのできない子供たちが多くなっています。その一方で、そのことから目を背け、知ろうとしない子どもたちも大勢います。
当財団は、彼らに教育などの機会を与えることにより、よりよい社会をつくるための人物を育成し、それにより広く世界平和に貢献することを目指しています。
定款
定款(2016年7月1日制定)