2022年 提言コンテスト 結果発表

2021「For A Brighter Future  -心豊かな社会をつくるために私のやりたいこと」コンテスト 審査結果

 

大賞 (賞金30万円)

「子どもと暮らしの企画toyama」 代表 今牧 優美

歌と身体表現を通して子どもの笑顔と可能性を広げたい

~世界に羽ばたく子供たちの未来のために

 

(受の言葉) 

この度は大賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。

「子どもと暮らしの企画toyama」では、子どもの未来のために、大人は何をしてあげられるかを意識しつつ、子どもと一緒に思いっきり楽しむことを心掛けてまいりました。

活動の中で特に力を入れている「歌と身体表現を楽しむワークショップ」は、5年間で50回以上開催。歌と身体を使って、自分の思いを表現する工夫を得て欲しいと活動しています。表現力を磨けば、言語や文化の異なる世界のどこへ行ってもコミュニケーションをとることができます。今年はその活動を発展させ、子どもたちの心から湧き上がる言葉や思いに曲をつけ、オリジナルソングを制作し、身体表現と共に心の表現を深めます。

コロナ禍で分断されてしまった、地域の皆さんとの世代間交流も行います。子ども時代のボランティア体験は、得るものが多いです。お年寄りの皆さんと一緒に歌を楽しみ、喜んでいただく。そのような体験を通して、立場の違う人々や多くの人々の事を考えられる子どもに成長して欲しいと思います。

「生身の触れ合い、体験をさせてあげたい」コロナ禍になり、その必要性をさらに強く感じるようになりました。「子どもと暮らしの企画toyama」では、様々な活動を通して、自分たちが育った地元を大切にしながら、世界に羽ばたける大人に育つように尽力したいと思います。

 

 (講評) 

子どもたちがグローバル時代に困難な状況を乗り越えるたくましさと、挑戦する心をもって、どう自分自身で考え行動していくか、という壮大な課題の解決を、ご自身の体験から、歌と身体表現、そのワークショップに求めた視点と発想は大変素晴らしいです。現在アートが様々な分野で注目されています。この取り組みが世代を超え、様々なお子様とご家族にとって広がっていくこと確信しております。

 

歌と体を動かすことを軸におき、子供達の情操教育や自立性育成をめざしている姿勢がとても評価できます。 今後の展開として、音楽も苦手な子がいると思うので、それ以外のアートへの広がりやコラボレーションなどの可能性も秘めていると感じました。このような地域に根ざした複合的な活動の認知度が上がることを応援します。

 

 

優秀賞 (賞金10万円)

カノン 

「入院中の子どもたちにオリジナルバースデーソングを贈ろう♪」

 

(受の言葉) 

この度は、私たちカノン(高校時代の音楽部仲間:11名)にこのようなすばらしい賞をいただき、ありがとうございました。

この活動は、メンバーの一人が仲間の誕生日毎に身近な楽器を使ってHappy Birthday to You の曲を自ら演奏してその動画を贈ってくれたことがきっかけです。

誕生日に心温まる動画を受け取る喜びを仲間で共有するだけでなく、他の誰かの誕生日にも笑顔と感動を届けたいという気持ちで活動を始めました。

一緒に演奏することは卒業以来一度も無かった私たちですが、久しぶりに集まって楽しみながら演奏して制作した動画で、入院中の子どもたちに笑顔を届けたい、そして元気になってほしいと祈りながら作品づくりをしています。

掲載していただいたカノン紹介用の写真の編みぐるみや動画もすべてメンバーの手作りです。

今回の受賞を励みに、少しずつ活動を広げていきたいと考えております。

★★ 動画サンプル は こちら ❶お子さんの顔入り  ❷その人に合せた楽器や風景をチョイス 

 

(講評)

「入院中の子どもにオリジナルのそのお子様のヒストリーも入れたバースデイソングを」という思いで高校の音楽部OB有志が活動をされている取組みに心が動きました。この活動は入院中のお子さま、そのご家族、入院している子どもたち、そして病院のスタッフの方、そして取り組んでおられるカノンのみなさまご自身、多くの方に喜びを与えます。実際に作られる方は忙しい中時間を作るご苦労もおありでしょう。そのオリジナルバースデイソングはバースデイの日以外も、入院の子どもやまわりのひとびとを支えて元気にしていくのではないでしょうか。この取組みのことをきいた音楽を愛する全国の方にも伝わる、そんな取組になっていくことを願ってやみません。

 

ギフトには「(神様から与えられた)才能」という意味があることを思い出しました。音楽を奏でる才能、人のために尽くす才能、そしてそれを受け取る人々の中にもきっと素敵な才能があり、それを交換する様子が目に浮かびます。送る人も送られる人も笑顔になる素晴らしい活動だと思いました。

 

以 上

審査員


秋満直人

エデュテーメント・パートナーズ代表 特定非営利活動法人鳳雛塾 理事 経営学修士

百貨店にて売場担当後、営業戦略・新店舗出店準備室などの歴任後、教育コンサルティング会社に転職、2006年に独立し現在に至る。

Education(教育)」+「Entertainment(エンターテイメント)」=「Edutainment(エデュテーメント)」をポリシーとした、

双方向型のマネジメント研修および業務改善コンサルティンティングを実施。

医療・介護施設をはじめ、NPOや自治体、学校、一般企業など多岐にわたる分野で活動中。

藤田有貴子 

中小企業診断士 国家資格キャリア・コンサルタント 金城学院大学非常勤講師 経営学修士

シンクタンク、事業会社でウェブサービスのNPOや新規事業の立ち上げ・企画調査分析、コンサルタント、プロジェクトマネージャーを経験。

新しい考えを世に伝える触媒を目指し、中小企業及びコミュニティ支援活動に従事。

豊田敬子 

「心豊かな社会をつくるための子ども教育財団」代表理事 経営学修士